寿司ネタ不動の王者サーモン!知られざる仕入れと極上部位の真実

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一尾のサーモンから取れる部位によって、味わいのグラデーションは驚くほど多彩に変化する。

マグロでいう大トロに相当するのが、腹側の最下部に位置する「ハラス」だ。内臓を包み込むこの部位には良質なオメガ3脂肪酸を豊富に含んだ脂が限界まで蓄えられており、醤油を弾くほどの脂乗りと、噛んだ瞬間に広がる芳醇なジュース感が熱狂的なファンを生んでいる。対照的に、運動量の多い背側の身は赤身と脂のバランスに優れ、サーモン本来の清々しい風味と酸味を堪能できる上品な味わいだ。さらに、骨の周りから削ぎ落とされる中落ちは、軍艦巻きやたたきに加工されることで滑らかな舌触りを生み出す。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。