変幻自在の肉体派アクター佐野岳、特撮ヒーローから深みある演技へ
彼のキャリアは、2011年に開催された第24回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でのグランプリ受賞から幕を開けた。1万5000人を超える応募者の中から頂点に立った当時から、その光る原石ぶりは群を抜いていた。
幼少期からサッカーに没頭し、身体を動かすことへの情熱は人一倍強かった。グランプリ受賞後、本格的な芸能活動へ足を踏み入れた佐野岳は、ルックスの爽やかさだけで勝負するつもりは毛頭なかった。泥臭く、汗を流しながら演技の基礎を学び直す日々。華やかな脚光を浴びながらも、足元を静かに見つめる冷徹な自己観察眼がそこにはあった。