絶景の大海原と野生の鼓動——2026年春、なぜ「おたる水族館」に大人の旅行者が殺到しているのか
春先から初夏にかけて訪れるなら、ゴマフアザラシの赤ちゃんたちが集まる通称「アザラシ幼稚園」の見学を外すことはできない。真っ白な産毛に包まれた赤ん坊たちが、プールで泳ぎの練習をしたり、母親の横で気持ちよさそうに昼寝をする姿はあまりにも愛くるしい。
飼育エリアが海と地続きであるため、外の風や波の音を感じながらすくすくと育つ様子を間近で観察できる。命の誕生と成長の物語が、すぐ手の届く距離で繰り広げられているのだ。