早稲田応援歌「紺碧の空」誕生秘話!古関裕而が起こした奇跡の真相
NHK連続テレビ小説『エール』第7週(第34回〜35回)では、窪田正孝演じる主人公・古山裕一が応援部の熱意にほだされ、早慶戦当日に曲を仕上げて球場へ駆けつけるドラマチックな展開が描かれました。放送時にはSNSで「鳥肌が立った」「神回すぎる」と大きな反響を呼びましたが、実際の史実とはいくつか異なる点が存在します。
報道資料や古関裕而の自伝『鐘よ鳴り響け』によると、実際には早慶戦の数日前には譜面が完成し、応援部員による猛練習が行われていたことが確認されています。1931年6月14日の早慶戦当日、神宮球場に初めて鳴り響いた『紺碧の空』の威力は絶大で、早稲田大学は慶應義塾大学を相手に2勝1敗で見事勝ち点を奪取。劇的な勝利とともに新応援歌は一躍、学生たちの熱狂的シンボルとなりました。
現在の六大学野球の応援席でも、『紺碧の空』が流れると応援部リーダーの突き上げる拳に合わせて観客全員が肩を組み、地響きのような大合唱が起こります。単なる歌を超えて、集団のアイデンティティを瞬時に結束させる装置として機能し続けています。