ビッグホップ印西の現在と過疎からの劇的復活!ロピア&遊び場徹底解剖
2007年9月に開業したBIGHOPガーデンモール印西は、当初「地中海のリゾート空間」をコンセプトに掲げたオープンエア型のアウトレット風ショッピングモールとして華々しくスタートしました。しかし、オープン直後の2008年に発生したリーマンショックや、近隣に相次いでオープンした大型商業施設とのパイの奪い合いにより、客足は急速に鈍化。有名アパレルブランドや雑貨店が次々と撤退し、一時期は空床率が目立ち「巨大なゴーストモール」とネットで騒がれる事態に陥りました。
当時、ビッグホップ印西の閉店理由として指摘されたのは主に3点です。1つ目は、雨風や夏の猛暑・冬の寒風がダイレクトに吹き抜けるオープンモール構造が、日本の気候下で買い回り客に敬遠されたこと。2つ目は、近隣に「ジョイフル本田 千葉ニュータウン店」や「イオンモール千葉ニュータウン」といった強力なインドア型巨艦モールが存在し、日常の買い物需要を奪われたこと。そして3つ目は、当時の印西市が急速に若い子育て世代中心の街へ移行していたにもかかわらず、テナント構成がお洒落な大人向けアパレルに偏っていたというミスマッチでした。
この危機的状況を打破したのが、抜本的なリニューアルとターゲットの再定義です。運営陣は大人向けファッションの誘致を完全に諦め、「雨の日でも一日中子どもを遊ばせられる全天候型インドア施設」と「家計を支える強力な食品スーパー」を二大柱に据える大転換を決断しました。この舵切りが、千葉ニュータウンエリアに次々と転入してきた共働き子育て世帯のニーズと完璧に合致。衰退期を乗り越え、現在では週末になると周辺道路に車列ができるほどの活況を取り戻すに至りました。