瑞浪市化石博物館の魅力を徹底解剖!発掘体験の手順と見どころ
館内に足を踏み入れた来館者を圧倒するのが、新生代中新世の浅海に生息していた謎の海生哺乳類「デスモスチルス」の全身復元骨格標本です。
1898年に瑞浪市(旧・日吉村)で日本で初めて頭骨が発見されて以来、デスモスチルスは古生物学界のアイコンであり続けてきました。束ねた円柱のような特異な臼歯(束柱目)を持ち、カバとアシカを掛け合わせたような独特の骨格構造は、進化のミステリーを物語る貴重な証拠です。
常設展示室では、同じく束柱目に属する「パレオパラドキシア」の骨格標本や、体長数メートルを超える大型のヒゲクジラ類の骨格、鋭いホホジロザメの歯化石、さらには極めて保存状態の良い植物・昆虫化石に至るまで、多様な生態系がパノラマのように再現されています。タッチプールならぬ「化石に触れる体験コーナー」も設置されており、岩肌の質感や化石の重みを肌で実感できる展示構成が見どころです。