なぜ玉置浩二の曲は魂を揺さぶるのか?名曲ランキングと天才の歌唱力
玉置浩二の音楽性を語る上で、ロックバンド「安全地帯」の存在は欠かせません。1982年のデビュー以降、井上陽水が作詞を手がけた「ワインレッドの心」(1983年)や「恋の予感」(1984年)で一躍社会現象を巻き起こしました。
「悲しみにさよなら」(1985年)や「碧い瞳のエリス」(1985年)など、次々とチャートの頂点を極めた安全地帯のヒット曲群は、哀愁を帯びたメロディラインと洗練されたアンサンブルが特徴です。玉置浩二の甘く切ないボーカルと卓越したメロディメイクは、日本のポップスにおける歌謡曲とニューミュージックの架け橋となりました。
さらに、井上陽水とのデュエットで名高い「夏の終りのハーモニー」は、ふたつの稀代の歌声が重なり合う奇跡の名曲として語り継がれています。安全地帯で培われた緻密なバンドサウンドと楽曲構成力は、その後のソロ活動におけるダイナミックな音楽性の強固な土台となっています。