アリスの本当の結末と怖い裏設定とは?名作に潜む狂気と真実を解剖

アリスの本当の結末と怖い裏設定とは?名作に潜む狂気と真実を解剖について押さえておきたい ポイントを分かりやすく解説いたします。

1951年に公開されたウォルト・ディズニーのアニメーション映画『ふしぎの国のアリス』は、世界中にアリスのビジュアルイメージを定着させた金字塔です。しかし、原作小説と映画の間には構造的な差異がいくつも存在します。

最も大きな違いは、映画版が原作の『不思議の国のアリス』だけでなく、続編である『鏡の国のアリス』のエピソードを大幅に統合している点です。歌う花々との遭遇、セイウチと大工の寓話、トゥイードル兄弟の登場などはすべて続編が出典となっています。

また、原作の持つドライで痛烈なヴィクトリア朝の言語風刺は、ディズニーの手によってミュージカル仕立ての視覚的スラップスティック・コメディへと昇華されました。アリス自身の造形も、原作の理知的でませた英国少女から、好奇心旺盛で感情豊かなアメリカ的ヒロインへとアレンジされています。

さらに2010年にティム・バートン監督が手掛けた実写映画『アリス・イン・ワンダーランド』では、19歳に成長したアリスが戦士としてアンダーランドの解放に挑むダークファンタジーへと大胆な変貌を遂げ、時代ごとに新たな解釈が生み出され続けています。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。