酒鬼薔薇聖斗の顔写真の真相と現在|卒アル流出・週刊誌報道の全貌

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少年院を出院した後の動向が長らく不明だった中、2015年6月に大きな転換点を迎えます。元少年Aが幻冬舎の元編集者を通じて、手記『絶歌』(太田出版)を突如出版した出来事です。

遺族への事前の説明や謝罪がないまま刊行された手記は、発売直後からベストセラーランキングの上位に入り、累計発行部数は25万部を超えました。しかし、被害者遺族である土師守さんらが強い怒りと出版中止を求めたほか、全国の主要書店が自主的に店頭販売を取りやめるなど、出版倫理を問う激しいバッシングが巻き起こりました。

さらに元少年Aは同年、自身の公式ウェブサイト「存在の耐えられない透明さ」を開設。奇抜なイラストや自身の全裸に近いシルエット写真を公開するなど挑発的な発信を続け、世論の反発は頂点に達します。

この動きを受け、2016年2月に『週刊新潮』が「酒鬼薔薇聖斗の現在」を追跡する特集記事を掲載しました。記者の直撃取材に応じる様子とともに、30代半ばとなった本人の鮮明な顔写真と体型、生活エリアが生々しく報じられ、社会に巨大な衝撃を与えました。この報道は、顔写真の実態と居場所を可視化させた決定的な一次資料として、現在も語り継がれています。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。