ベイ・シティ・ローラーズ『サタデイ・ナイト』歌詞和訳と掛け声の真実
日本国内におけるベイ・シティ・ローラーズの過熱ぶりは、ビートルズやクイーンの来日劇に匹敵する狂乱でした。
音楽雑誌『ミュージック・ライフ』の人気投票では、1976年から1977年にかけてクイーンと激しい首位争いを展開。1977年12月の日本武道館を含む日本武道館来日ツアーでは、羽田空港に4,000人を超えるファンが詰めかけ、警察の機動隊が出動する非常事態となりました。
当時のファンの熱狂について、音楽関係者や現場にいたファンは次のように述懐しています。
「会場の日本武道館は、チェックのパンタロンやマフラーを身につけた女の子たちの黄色い歓声で耳鳴りが止まらなかった。『サタデイ・ナイト』のイントロが鳴った瞬間、武道館全体が揺れ、レスリーが叫ぶ前に客席全員の『S-A-T-U-R-D-A-Y』の大合唱で歌声がかき消された」
日本の歌謡界やアイドル文化にも多大な影響を与え、西城秀樹やピンク・レディーら当時のトップアイドルたちも彼らのビート感やファッションを積極的に意識するなど、日本のポップカルチャー形成においても極めて重要な転換点となりました。