北九州高専の偏差値が物語る「普通科とは違う競争」のリアル
北九州工業高等専門学校には、本科として5学科が設置されている。機械工学科、電気電子工学科、電子制御工学科、物質化学工学科、生産デザイン工学科(2026年度に改組)の5つだ。偏差値は模試会社や塾によってブレがあるが、主要なデータを総合すると以下のレンジに収まる。
機械工学科と電気電子工学科は古くから人気が高く、偏差値58~64と北九州地区の公立上位校(例えば小倉高校や戸畑高校の理数系クラス)に匹敵する水準。電子制御工学科と生産デザイン工学科は55~60、物質化学工学科は52~58程度とやや幅がある。ただし、これはあくまで学力選抜での目安であり、推薦入試では内申点のウェイトが大きく、偏差値だけでは測れない選考が行われる。
高専全体の偏差値ランキングで見ると、北九州高専は全国51国立高専の中で上位3分の1に入る「準難関校」に位置づけられる。東京高専や大阪公立大高専、奈良高専ほどの狭き門ではないが、九州地区では久留米高専、熊本高専(熊本キャンパス)と並ぶ人気校だ。特に福岡県内からの志願者が多く、地元志向の理系中学生にとっては第一志望になりやすい。