城ヶ倉大橋の紅葉と事故防止柵の真相|日本一の絶景が持つ光と影
1995年(平成7年)10月に開通した城ヶ倉大橋は、全長360メートル、アーチ支間長255メートルに及ぶ長大な構造物です。橋脚を谷底に落とさず美しい弧を描く「上路式鋼トラスアーチ橋」としては日本一の長さを誇る名橋として土木工学的にも極めて高い評価を獲得しています。
最大の特徴は、谷底を流れる城ヶ倉渓流からの高さが約122メートルに達する点です。橋の両側には歩道が整備されており、歩行者は遮るもののない空中散歩を体験できます。欄干越しに八甲田連峰の主峰・大岳を望む東側の眺望と、遥か岩木山方面の裾野を見晴るかす西側のパノラマは、青森県内でも他に類を見ないスケールを誇ります。