則本昂大のメジャー挑戦消滅の真相!7年契約の裏と抑え転向の決断
右肘手術からの復帰直後となる2019年7月、球界に衝撃が走りました。楽天球団と則本昂大が、推定年俸3億円プラス出来高払いの「7年契約」(2019年〜2026年)を極秘裏に結んでいたことが明らかになったのです。国内FA権すら未取得の段階で、30代中盤までを拘束する7年もの長期契約を締結することは、NPBの歴史においても極めて異例の事態でした。
この契約更改の真相には、球団トップである三木谷浩史オーナーや石井一久GM(当時)の「絶対にエースを流出させない」という強固な意志と、則本側の将来不安が複雑に絡み合っていました。選手側にとって、肘の手術を受けた直後に長期的な身分保障と破格の年俸提示を受けることは、選手生命に関わる巨大なリスクを回避する決定打となります。球団は功労者に対する最大限のリスペクトとして長期契約を提示し、則本昂大はその誠意に応える形で「生涯楽天」を誓い、事実上のメジャー行きに終止符を打ちました。