履歴書偽造はなぜバレる?経歴詐称の罪と発覚時の末路を徹底解説

履歴書偽造はなぜバレる?経歴詐称の罪と発覚時の末路を徹底解説とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

ネット上の情報には、「試用期間を過ぎれば解雇されない」「小さな嘘ならバレても厳重注意で済む」といった誤った言説が流布していますが、労働判例に照らし合わせるとこれらは危険な誤解です。

労働契約法上、経歴詐称は「信義則上の重大な義務違反」と位置づけられます。詐称の内容が採否の判断に重大な影響を与えたと認められる場合、入社から数年が経過していたとしても懲戒解雇の有効性が裁判で認められるケースが多数存在します。また、定年退職の間際になって学歴詐称が発覚し、過去に遡って懲戒免職処分が下され、退職金の全額没収が適法と判断された最高裁判例(炭研炭生事件など)も存在します。

「バレなければ時効になる」という安易な発想は通用せず、入社後も常に内部告発や定期調査の恐怖に晒され続けることになります。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。