小日向文世の演技力と意外な素顔!名バイプレイヤーの魅力と評価
彼の圧倒的な演技力の基盤を作ったのは、間違いなく劇団時代の経験だろう。1977年に「演劇集団 円」に入団した彼は、20年近くにわたり舞台の第一線で汗を流した。当時はまだ全国的な知名度こそ低かったものの、演出家や演劇ファンからはその確かな技術が高く評価されていた。
舞台という誤魔化しのきかない空間で鍛え上げられた発声、身体表現、そして対峙する相手の芝居に瞬時に反応する柔軟性。日本のテレビドラマや映画界に進出した際、これらの下積み時代に培った素地が大きな武器となった。演劇集団 円で培われた基礎があったからこそ、どんな小さな役柄であっても画面全体を支える説得力が宿るのだ。