大鵬の出身地は樺太?弟子屈?ウクライナ父と激動の生い立ち
1956年(昭和31年)秋場所に初土俵を踏んだ大鵬は、天性の素質と猛稽古によって破竹の勢いで番付を駆け上がりました。1960年(昭和35年)十一月場所後に21歳の若さで大関へ昇進すると、翌1961年(昭和36年)秋場所後には第48代横綱に昇進。ここから日本相撲史に燦然と輝く「大鵬時代」が幕を開けます。
大鵬が残した記録は、今なお色褪せることがありません。
- 幕内最高優勝:32回(白鵬に破られるまで約半世紀にわたり歴代最多記録)
- 全勝優勝:8回
- 2度の6場所連続完全制覇(6連覇)
- 45連勝の達成
ライバルである柏戸とともに「柏鵬(はくほう)時代」を築き上げ、社会現象となった流行語「巨人・大鵬・卵焼き」は、子どもから大人まで日本中が夢中になった存在の象徴でした。どんな時も立ち合いで変化せず、正々堂々と受けて立つ美しい相撲道は、戦後復興を遂げる日本国民に大きな勇気と希望を与え続けました。2013年には、相撲界で初となる国民栄誉賞が授与されています。