足元に潜む未知の危険ゾーン!活断層マップと直下型地震の真実
政府の地震調査研究推進本部は、全国の主要活断層帯を対象に長期的な発生確率を算定し、定期的な評価を公表している。気象庁の精密な地震観測網から得られるデータも統合され、全国地震動予測地図プロジェクトとして可視化が進む。
留意すべきは数値の受け止め方だ。「30年以内に3%」といった数字を「極めて低い」と捉えるのは致命的な勘違いである。地震学の確率統計において数パーセントという数値は、いつ巨大破壊が起きても不思議ではない「極めて高いリスク」を意味する。熊本地方を襲った連発地震の教訓が示す通り、確率の数値に惑わされず、最悪のシナリオに備える姿勢が求められる。