二郎系で囁かれる「ロット」の正体!初心者が知るべき暗黙ルール
初心者が最も恐れるのが、食べるペースが極端に遅れて次のロットの麺上げに間に合わなくなる「ロット乱し」だ。次の回の茹で上がった麺が行き場を失い、伸びてしまう事態を指す。周囲に迷惑をかけず、自らも存分に美味を味わうための鉄則が存在する。
第一の防御策は、着席前や食券提示時に迷わず「麺少なめ」あるいは「麺半分」を申告することだ。二郎系ラーメンの普通盛りは一般的なラーメンの2倍から3倍に達する。見栄を張って標準量を頼み、終盤に箸が止まることこそが最大の失策となる。麺量を減らしても濃厚なスープと山盛りのヤサイ、ホロホロの豚を堪能する満足感は何ら損なわれない。
第二に、着丼後はスマホをポケットにしまい、ただひたすらに麺と対峙する集中力を持つことだ。写真撮影は着丼直後の1〜2枚、数秒で済ませる。分厚い油の層で覆われた熱いスープから天地返し(野菜と麺を上下入れ替える技法)を素早く行い、麺の熱を逃しながら啜り続ける。周囲の常連客のペースを視界の端で意識しつつ、10分から12分程度を目安に完食を目指すのがスマートな流儀だ。