Ny発の味覚革命!行列店と隠れ家ベーカリーが放つ熱狂の最前線
ニューヨークのペイストリーカルチャーを語る上で、1990年代後半から世界を席巻した『セックス・アンド・ザ・シティ』の影響力は決して風化しない。主人公のキャリーとミランダがウエストビレッジの店舗前でパステルカラーのカップケーキを頬張った瞬間、「マグノリアベーカリー」は一夜にして世界的ランドマークとなった。
現在、HBO Maxなどで続編やアーカイブ作品を観直した新世代のファンが再び店舗へ押し寄せている。スクリーンが街の味を神格化し、世界中の旅人をマンハッタンへと引き寄せる——その確固たるグルメ・トラベルカルチャーの礎は、まさにこの一角から始まったと言っても過言ではない。