Mjg接骨院が「怪しい」と言われた理由とは?倒産の裏側を徹底検証
MJGの急成長を支え、同時に命取りとなったのが「骨盤矯正高額回数券販売問題」である。店舗では、来院した顧客に対して10万円から数十万円に及ぶ高額な回数券の購入を強力に働きかけた。
「今日契約すれば半額になる」「これを受けないと将来歩けなくなる」といった心理的圧迫を伴うセールストークは日常茶飯事だった。元社員の一人は「施術の時間よりも、個室での営業トークの研修ばかり受けさせられた」と明かす。技術の研鑽ではなく、いかに高額回数券を売り切るかがスタッフの評価基準となっていたのだ。
前払いで集めた巨額の資金は一見、潤沢なキャッシュフローを生み出しているように見えた。しかし、それは将来提供すべき施術の対価を先食いしているに過ぎず、店舗拡大の影で危険な自転車操業が進行していた。