くしゃおじさんの現在と死因|驚異の顔芸の仕組みと昭和を駆けた生涯
「くしゃおじさん」という通称があまりにも広く定着していますが、その素顔は非常に実直な人物でした。本名は成田幸雄(なりた ゆきお)さん。1920年(大正9年)に宮城県で生まれました。
芸能界入りする前の年齢や経歴を振り返ると、成田氏はもともと日本国有鉄道(国鉄)に長年勤務していた真面目な鉄道マンでした。定年近くまで堅実に勤め上げており、派手なショービジネスの世界とは無縁の生活を送っていたのです。
彼が世に出るきっかけとなったのは、職場の宴会や地域の手品・余興で披露していた持ち芸でした。知人の勧めでテレビの素人参加型コーナーに出演したところ、そのあまりに規格外なインパクトがプロの放送作家やディレクターの目に留まり、瞬く間にオファーが殺到。50代半ばにして突如として国民的人気タレントへと駆け上がることになりました。