レーニンとスターリンの違いとは?後継者争いと恐怖政治の真相
Q1:レーニンとスターリンの最も決定的な違いをひと言で表すと?
A1:レーニンは「党内論争を容認し、情勢に応じて現実的な妥協(市場容認など)ができた革命理論家」であり、スターリンは「人事権を独占して党内の異論を物理的に抹殺し、力づくで社会改造を断行した官僚的独裁者」です。
Q2:なぜレーニンは後継者争いでトロツキーを勝たせることができなかったのですか?
A2:レーニンが発病して政治生命を絶たれるのが早すぎたこと、そしてスターリンが党の書記長として地方幹部の人事権をすでに掌握していたためです。また、トロツキー自身が傲慢と見なされ党内で孤立しており、他の幹部(ジノヴィエフやカーメネフ)がトロツキーを失脚させるためにスターリンと手を組んだこともスターリン勝利を決定づけました。
Q3:コルホーズとソフホーズはどう違うのですか?
A3:コルホーズは「集団農場」で、農民が土地や家畜を持ち寄って共同運営する協同組合の形をとります(実際は国家への強制納入が義務)。一方のソフホーズは「国営農場」で、設備も土地も完全に国有であり、働く農民はサラリーマンと同じように国から賃金を受け取る農業労働者という違いがあります。
Q4:もしレーニンの遺言書通りにスターリンが解任されていたらどうなっていましたか?
A4:トロツキーを中心とする集団指導体制が敷かれ、極端な農業集団化や数百万人規模の平時大粛清は回避された可能性があります。ただし、トロツキーが唱える世界革命論によってソ連が諸外国への革命干渉を積極化させ、西欧資本主義諸国との軍事衝突が早期に起きていた可能性も指摘されています。