昭和の黒幕・安岡正篤と細木数子の関係|極秘結婚と遺産騒動の全真相

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法的には完全敗北を喫した細木数子でしたが、彼女の真の凄みはここからの巻き返しにありました。安岡正篤の妻としての座と遺産は失ったものの、安岡の傍らで吸収した陽明学、四柱推命、易学の真髄、そして「昭和の怪物・安岡正篤の最後の女性」という強烈なネームバリューは手元に残ったのです。

1980年代半ばから、細木はこれらを体系化した「六星占術」の書籍を次々と出版。「大殺界」などのキャッチーな言葉とともに著作は空前のベストセラーを記録し、累計発行部数は1億冊を突破しました。

2000年代に入ると、歯に衣着せぬ毒舌と情に厚いアドバイスでテレビのバラエティ番組を席巻。「視聴率の女王」として君臨した細木数子の原点には、間違いなく安岡正篤との壮絶な出会いと別れ、そして権力闘争の修羅場をくぐり抜けた経験が存在していました。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。