生理が来ないのにお腹が痛い…妊娠?それとも病気?2026年最新の症状チェックと緊急受診マニュアル
下腹部痛の中でも、特に警戒しなければならないのが「子宮外妊娠(異位妊娠)」と「卵巣嚢腫の茎転がし(けいてんかい)」です。これらは時に命に関わる婦人科領域の急性疾患であり、一刻を争う対応が求められます。
子宮外妊娠は、受精卵が子宮内膜以外の場所(主に卵管)に着床してしまう状態を指します。胎嚢が大きくなると卵管が破裂し、腹腔内で大量出血を起こします。「下腹部の片側だけが激烈に痛む」「立ちくらみや冷や汗が出る」「出血がある」といった症状が出た場合、直ちに救急受診が必要です。
また、卵巣嚢腫が一定の大きさに達すると、卵巣を支える茎がねじれる「茎転がし」が発生することがあります。激痛とともに嘔吐やショック症状を引き起こし、迅速な手術を行わなければ卵巣が壊死してしまいます。「いつもと違う激痛」を感じたら、様子を見る時間は1分もありません。