22才の別れ|なぜ女性は去ったのか?歌詞の真相と実話モデルを追う
『22才の別れ』は、最初からシングルとして大ヒットを記録したわけではありません。もともとはフォークグループ「かぐや姫」が1974年にリリースした名盤アルバム『三階建の詩』の収録曲として世に出た楽曲でした。同アルバムには南こうせつ氏の『神田川』の続編ともいえる『赤ちょうちん』や『妹』などが並ぶ中、伊勢氏がリードボーカルをとる本作は異彩を放ち、リスナーから絶大な支持を集めました。
その後、かぐや姫の解散に伴い、伊勢正三氏は元「猫」の大久保一久氏とともにフォークデュオ「風」を結成。1975年2月5日にリリースされたデビューシングルが、この『22才の別れ』でした。
オリコンチャートで通算4週にわたり第1位を獲得し、累計売上100万枚を超える大ヒットを記録。昭和フォークを代表する名曲としての地位を決定づけました。かぐや姫時代の素朴なアレンジから、より洗練されたアコースティックサウンドへと昇華されたことで、楽曲の持つ哀切とドラマ性がより際立つ結果となったのです。