オープンマイクとは?初心者の不安や参加ルール・費用相場を徹底解説
オープンマイクにおいて、演奏技術の未熟さで怒られることはまずありません。しかし、「現場の進行を滞らせる行為」や「他の参加者への敬意を欠く振る舞い」に関しては、初心者であっても厳しい視線が注がれます。知っておくべき暗黙のマナーを4つに整理します。
第一に、「セッティング時間の徹底的な短縮」です。オープンマイクの持ち時間(例:1人15分)には、ステージへの出入りやシールドの抜き差し、チューニングの時間も含まれるのが通則です。ステージに上がってから延々とチューニングをしたり、スマートフォンの操作で手元をもたつかせたりすると、演奏可能な時間が減るだけでなく、イベント全体の進行を遅延させます。チューニングは客席にいる段階で事前に済ませておくのが鉄則です。
第二に、最大のタブーとされる「演奏逃げ(出番が終わったら即退店すること)」です。オープンマイクは相互鑑賞によって成立するギブ・アンド・テイクの場です。「自分の演奏は聴いてほしいが、他人の演奏には興味がない」という利己的な態度は、店舗側や共演者から極めて悪印象を持たれます。やむを得ない事情がある場合を除き、自身の出番の前後も含めて他の出演者の演奏に耳を傾け、拍手を送ることが最低限のエチケットとされています。
第三に、機材の丁寧な扱いです。アンプにシールドを挿したままボリュームを下げずに引き抜く(大きなノイズが発生しスピーカーを痛める原因となる)、飲食用のグラスをステージ機材の真上に置くといった行為は厳禁です。店舗の大切な財産であることを意識した立ち回りが求められます。
第四に、持ち時間(曲数)のオーバーです。「あと1曲だけいいですか?」と現場で交渉することは、後続の出演者の演奏枠を奪う行為に等しくなります。決められた規定枠の中でしっかりとパフォーマンスを完結させることが、現場で最も重宝されるプレイヤーの条件です。