カラスノエンドウの食べ方と毒性の真相|下処理から絶品レシピまで
Q1:サヤが黒く熟したカラスノエンドウの豆は食べられますか?
A1:初夏になるとサヤが真っ黒に乾いてねじれ、中の種子(豆)を弾き飛ばします。この状態の黒いサヤや種子は非常に硬く、繊維質も強いため一般的な調理法には適しません。豆として食べる場合は、サヤがまだ鮮やかな緑色で、中で豆がふっくらと膨らんだ未熟な段階で収穫してください。なお、黒く熟した種子であっても、乾燥させてフライパンで深く焙煎し、ミルで粉砕して「野草コーヒー」のように煮出して楽しむ愛好家もいます。
Q2:収穫したカラスノエンドウは冷蔵・冷凍保存できますか?
A2:採取後は鮮度が落ちやすく、時間とともに葉が黄色く変色し硬くなるため、原則として収穫した当日に下処理を行うのがベストです。保存したい場合は、塩水での虫抜き後に軽く塩茹で(15〜20秒程度)して冷水にとり、水気をしっかり絞った状態で小分けにしてラップに包み、冷凍保存袋に入れて冷凍してください。約1ヶ月程度は風味を保ったまま保存可能で、凍ったまま味噌汁や炒め物に投入して手軽に使えます。
Q3:カラスノエンドウの「巻きひげ」や「花」も一緒に食べて大丈夫ですか?
A3:まったく問題ありません。むしろ、赤紫色の花は料理に華やかな彩りを添えるエディブルフラワーとして重宝されますし、若芽の先端にある柔らかい巻きひげは、天ぷらにした際に繊細なサクサク感を生み出すアクセントになります。ただし、茎の下部についている太く硬い巻きひげは口当たりを損ねるため、調理前に指で摘み取っておくことを推奨します。