「弱い奴は死に場所も選べない」は何巻何話?ロー名言の真意と過去の真相
ネット上の検索やSNSの言及で頻繁に見かける「弱い奴は死に場所も選べない」というフレーズですが、その正確な出典は尾田栄一郎氏による原作漫画『ONE PIECE』単行本第67巻・第662話「四皇と七武海」です。物語の舞台は、赤犬と青雉の決闘によって氷と炎の極限環境と化した孤島「パンクハザード」。王下七武海の地位を得て島に滞在していたトラファルガー・ローの前に、スモーカー中将率いる海軍本部G-5部隊が上陸した場面で事件は起こります。
部下たちの危機に怒りを燃やし、果敢に斬りかかるたしぎ大佐。しかし、ローの展開する特殊空間「ROOM」の能力により、愛刀「時雨」ごと身体を両断されてしまいます。敗北の屈辱に震え、「真っ二つに斬るならなぜ殺さない」「斬られた海兵を哀れんで生かすのか」と涙を浮かべながら叫ぶたしぎに対し、ローが冷酷無比な眼差しで見下ろしながら放った言葉がこれでした。
テレビアニメ版では、第585話「七武海!トラファルガー・ロー」(フジテレビ系列にて放送)にてこの名シーンが映像化されています。声優・神谷浩史氏の抑揚を抑えながらも底知れぬ凄みを孕んだ声の演技、そして大本眞基子氏演じるたしぎの悔しさに震える息遣いが相まって、屈指の緊迫感を生み出しました。