終わらない学校・自治体への脅迫状:なぜ警察は「あの発信元」を特定できないのか?サイバー犯罪の最前線を追う
犯人が使用するメールアドレス自体も、追跡を困難にする要因だ。数分で消滅する使い捨てメールサービスや、フィッシング詐欺などで乗っ取られた無関係な第三者のアカウントが利用されるケースが目立つ。
ダークウェブでは、こうした稼働中のアカウントや、匿名で契約された通信回線が安価で取引されている。犯人は自身の身元を一切明かすことなく、他人の名前やインフラを使って脅迫メールを送信できるため、初期捜査の段階で警察は「偽の容疑者」を追わされることになる。