親知らず4本全身麻酔抜歯の体験談!入院日数や費用と術後激痛の真相
上下左右の4本を一度に抜歯した場合、左右どちらか片側で咀嚼して急場をしのぐという局所麻酔抜歯の常套手段が使えません。口内全体が傷口となっているため、術後数日間の栄養補給には戦略的な工夫が求められます。
まず、術後2〜3日目の最重症期を乗り切るためのおすすめの流動食は以下のラインナップです。
- 栄養調整ゼリー飲料(吸わずにスプーンで摂取):カロリーメイトゼリーやinゼリーなどの高栄養パウチを、容器から直接吸うのではなく、器に出してスプーンで奥歯を避けて舌の上に置くように流し込みます。
- 冷製ポタージュ・かぼちゃスープ:熱い液体は血管を拡張させて再出血を引き起こすため、人肌以下に冷ました濃厚スープが極めて有効です。ビタミンやミネラルを無理なく補給できます。
- 具なし茶碗蒸し・絹ごし豆腐:噛む力を一切使わず、舌と上顎で押しつぶすだけで飲み込めるタンパク質源として回復期に重宝します。
- 温泉卵・プレーンヨーグルト・プリン:カロリー密度が高く、嚥下時の滑りが良いため、喉や傷口を刺激せずにエネルギーを維持できます。
術後4日目以降、開口域が少しずつ回復してきた段階で、くたくたに煮込んだうどんを細かく刻んだものや、お粥、軟飯へとステップアップしていきます。
一方で、絶対に避けるべきNG行動も存在します。前述した「ストローの使用」に加え、「熱いラーメンや辛い刺激物」「胡麻や米粒、イチゴの種などの細粒食品」は厳禁です。微小な粒が抜歯窩の深部に入り込むと、激しい異物反応や細菌感染を引き起こし、洗浄のために激痛を伴う再処置が必要になるケースがあります。また、傷口を気にして舌先や指で触れること、過度な強いうがい(ブクブクうがい)を繰り返すことも、せっかく形成された保護膜である血餅(けっぺい)を洗い流してしまうため厳禁です。