保育園お迎え時間の平均は何時?遅刻ペナルティと18時の壁を徹底解剖

保育園お迎え時間の平均は何時?遅刻ペナルティと18時の壁を徹底解剖についての真相をお届けします。

こども家庭庁や各自治体の利用動向調査、民間シンクタンクの追跡データを総合すると、平日における認可保育園の保護者のお迎え時間の平均ピークは「17時30分〜18時00分」に集中しています。次いで多いのが「17時00分〜17時30分」となっており、この1時間のあいだに全体の約6割以上の児童が降園手続きを終えています。

一方で、勤務体系による格差は如実に表れています。厚生労働省の雇用均等基本調査などを背景とした現場取材によると、実態は以下のように二極化しています。

子どもが1歳〜2歳児の段階では、育児時短勤務制度(実働6時間前後)を活用して16時30分〜17時00分前後に駆けつけるケースが目立ちます。しかし、子どもが3歳を迎え時短勤務の法定義務期間が終了したり、業務負荷が増大したりするタイミングで、フルタイムへの復帰を余儀なくされる保護者が激増します。

その結果として立ちふさがるのが、いわゆる保育園お迎え17時と18時の壁です。17時台までは園庭や保育室に多くの園児が残り、にぎやかな雰囲気が保たれていますが、18時を超えると残る子どもの数が一気に激減します。「教室の照明が落とされ、合同保育の部屋に集められた我が子が寂しそうに外を眺めていた」という保護者の手記に象徴されるように、親側の心理的葛藤が最も強くなるデッドラインがこの18時という境界線です。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。