ビックリマークの正式名称と由来は?ビジネスでの正しい使い方とマナー

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感嘆符のユニークな縦棒と点の組み合わせは、どのような歴史を経て定着したのでしょうか。有力な学説として広く支持されているのが、古代ローマ時代のラテン語起源説です。

中世の写本筆記において、修道士たちは喜びや歓喜、強い感嘆を表すラテン語の間投詞「io(イオー)」を文末に書き添えていました。この「io」は「万歳!」「やったぞ!」といった感情の高ぶりを示す言葉です。当時の書記官たちは、筆記のスペースを節約し、かつ通常の単語と区別するために、大文字の「I」の下に小文字の「o」を配置して1文字に圧縮して書くようになりました。

時を経て筆記具がペンへと変わり、手書きの速記や活版印刷の標準化が進む過程で、下の「o」が塗りつぶされて小さな「点(ドット)」に収縮し、上の「I」が筆圧による縦線となって、現在の「!」が完成したと伝えられています。

これと似た進化を辿ったのが疑問符「?」です。ラテン語で「問い・質問」を意味する「quaestio(クエスティオ)」の頭文字「Q」と末尾の「o」を上下に重ねて書くようになり、上の「Q」の輪が崩れてうねる曲線となり、下の「o」が点になって「?」が生まれました。

さらに20世紀中盤には、驚きと疑問を同時に表現する合体記号として「インテロバング(Interrobang:‽)」が考案されました。1962年に米国の広告会社重役マーチン・スペックターが提唱したこの記号は、ラテン語の「尋ねる(interrogatio)」と印刷用語の感嘆符「bang」を組み合わせたもので、現代のSNSやマンガ表現で頻繁に用いられる「!?」や「?!」の先駆けと言える象徴的な発明です。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。