通販おせち「ひどい」炎上の真相とは?スカスカ回避法と最新評判を解説
ネット通販における食品トラブルを語る上で、決して風化させてはならないのが、2011年正月に発生した「バードカフェおせち事件」です。共同購入クーポンサイトで通常21,000円相当と謳われたおせちが半額の10,500円で500セット販売されましたが、元日に届いた商品は見本写真とは到底かけ離れた「残飯のような状態」であり、日本中で前代未聞の猛烈なバッシングを巻き起こしました。
事件の真相を調査すると、店舗側の深刻なキャパシティ見誤りと衛生観念の欠如が露呈しました。本来100セット程度しか作れない厨房設備と人員体制でありながら、クーポンサイトの手数料モデルと売上欲しさに500セットを受注。製造が到底間に合わず、大晦日の夜間にずさんな手作業で詰め込み作業が行われ、食材の冷まし不足による傷みや、8面中4面にチーズのスライスを詰め込むといった杜撰極まりない対応が取られたのです。
この事件を契機に、消費者庁による景品表示法違反(優良誤認)の措置命令や飲食業界のガイドライン厳格化が進みました。しかし現代においても、急ごしらえのEC事業者やノーブランドの激安店による「おせちの炎上まとめ」がSNSを賑わす構図は根本的には変わっておらず、過去の教訓を軽視した杜撰な店舗選びが大きなリスクを孕んでいることを示しています。