「謹呈」の正しい意味とマナー|贈呈・進呈との違いやお礼状の書き方を解説

話題沸騰中の 「謹呈」の正しい意味とマナー|贈呈・進呈との違いやお礼状の書き方を解説について、詳しいまとめをご紹介しています。

取引先や知人から「謹呈」と書かれた本や品物が届いた際、大人のマナーとして最も問われるのがお礼の対応です。特に謹呈のお礼状の書き方には、明確なルールが存在します。

前述の通り、最大の落とし穴は「ご謹呈いただき」と書いてしまうことです。謹呈はあくまで送り手がへりくだる言葉であるため、受け取る側は「ご恵贈(ごけいぞう)」「ご恵投(ごけいとう)」という言葉に置き換えて謝意を伝えます。

お礼状を送る際の実務的なポイントは以下の3点です。

  1. 受領後2〜3日以内に送る:本をすべて読み終えてからだと日数が空いてしまいます。まずは「無事に届いた旨」と「贈呈への感謝」を速やかに伝えるのが最優先です。メールやはがきで即座に一報を入れましょう。
  2. 目次や前書きの感想を添える:まだ読了していなくても、目次や序文に目を通し、「特に第〇章の〇〇に関する考察に大変興味を惹かれました。じっくり拝読いたします」といった具体的な期待感を書き添えると好印象です。
  3. 読了後に改めて深い感想を伝える:すべて読み終えた段階で、改めてメール等で具体的な感想や学びをフィードバックすると、著者との強固な信頼関係構築につながります。
【お礼状の例文:献本を受け取った際のメール・手紙】

拝啓
新緑の候、貴殿におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

このたびは、ご上梓されましたご著書『〇〇〇〇』をご恵贈賜り、心より御礼申し上げます。
早速拝見いたしましたが、目次を拝見しただけでも貴殿の長年にわたるご知見が凝縮されており、深く感銘を受けました。
業務の合間を縫って、大切に熟読させていただきます。

末筆ではございますが、ご著書の売れ行きのご盛況と、貴殿のますますのご健勝を心よりお祈り申し上げます。

敬具

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。