ヘアドネーションは何Cmから?2026年の新条件と失敗しない送り方

ヘアドネーションは何Cmから?2026年の新条件と失敗しない送り方について知っておくべき 事実を厳選して解説いたします。

ヘアドネーションを検討する際、最初に直面するのが「何センチ伸ばせばいいのか」という長さの壁です。結論から言えば、日本国内の主要な受け入れ団体において、フルウィッグ(頭全体を覆う医療用ウィッグ)を作成するための世界的な標準基準は「31cm以上」に設定されています。

日本で初めてヘアドネーション活動を開始した代表的NPO法人「JHD&C(ジャーダック)」では、頭全体をすっぽり包み込むロングヘアやボブスタイルのフルウィッグを製作するため、現在は31cm以上の髪のみを受け付けています。毛束を半分に折り返してウィッグのベースネットに植え込む製法上、31cmの毛束から作られるウィッグの仕立て上がりは約15cm(ショートボブ程度)となります。ロングヘアのウィッグを作るためには、実に50cm以上の毛束が必要とされており、長ければ長いほど医療現場での需要は高まります。

一方、かつて注目を集めた「15cm以上」の寄付についてです。株式会社グローウィングが運営する「つな髪」などの一部プロジェクトでは、インナーキャップウィッグ(帽子と組み合わせて使用する部分用ウィッグ)向けに15cmからの受け入れを行っていた時期がありました。しかし、2026年時点では、在庫状況や製品仕様の見直しに伴い、15cmの受付が一時休止または条件付きでの受付となっているケースが目立ちます。短めの長さで寄付を検討している場合は、各団体の公式ホームページでリアルタイムの募集要項を事前に確認することが欠かせません。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。