新選組「御用改めである」の真相|池田屋事件の決め台詞と歴史的真実
Q1:池田屋事件で「御用改めである」と最初に叫んだのは誰ですか?
A1:局長である近藤勇とされています。当時の史料『浪士文久報国記事』などによると、近藤が池田屋の主人を尋問したのち、先行突入した4名(近藤勇、沖田総司、永倉新八、藤堂平助)の先頭に立って2階の浪士たちへ通告したと記録されています。
Q2:「御用だ!」と「御用改め」はどう違うのですか?
A2:「御用だ!」は江戸の町奉行所配下(同心・岡っ引き)が犯人を現行犯逮捕する際の掛け声です。対して「御用改め」は、治安維持機関が令状に基づき不審者や家宅の立ち入り検査・身元確認を行う捜査手続を指す言葉です。
Q3:なぜ新選組は突入時にわざわざ名乗りを上げたのですか?
A3:会津藩預かりの公的部隊として、私闘ではなく「幕府の公用による正当な治安活動」であることを対外的に証明するためです。法的な宣告を行うことで、相手が抜刀した瞬間に正当防衛および公務執行妨害として切り捨てる大義名分を得る目的がありました。