市バス運転手の給与明細を暴露!公務員の手取りと残業代のリアル
公務員の採用案内や求人票に記載されているのは、あくまで基本給や基準内の支給額に過ぎない。現実の給与明細・手取り額を左右するのは、早朝夜間手当や休日出勤手当、そして毎月積み上がる残業代だ。公営バスの運行は始発から終電付近まで及ぶため、超過勤務は構造的に避けられない。
都内や大都市圏で働く30代半ばの市バス運転手が明かす給与事情は示唆に富む。支給総額が月45万円を超えていても、社会保険料や所得税、住民税が引かれた手取り額は30万円台前半に落ち着くケースも珍しくない。つまり「年収600万円」と称される水準であっても、その実態は月数十時間に及ぶ時間外労働の賜物であり、手取り額に換算すると質素な生活感を余儀なくされるのが本音だ。
とりわけ残業代込みの給料に依存する生活設計にはリスクが潜む。人手不足が叫ばれる一方で、運行ダイヤの見直しや労務管理の厳格化が進むと、一気に手取りが目減りする可能性を孕んでいるからだ。