竹脇無我の死因と壮絶な生涯|うつ病闘病と名優の知られざる真実
昭和を代表する名優の突然の訃報が日本中を駆け巡ったのは、2011年8月21日のことでした。東京都大田区の自宅で意識不明の状態で倒れているところを発見され、救急搬送されたものの、同日午後2時5分に息を引き取りました。享年67。あまりにも早すぎる死因は小脳出血でした。
前日まで普段通りに過ごし、知人と食事を共にするなど元気な姿を見せていた矢先の悲劇でした。搬送先で懸命な蘇生措置が取られましたが、脳の深部での出血によるダメージは大きく、意識が戻ることはありませんでした。
晩年は持病の糖尿病を抱えながらも、舞台やテレビドラマへの出演を精力的にこなしていただけに、演劇界やファンに与えたショックは計り知れないものがありました。端正な顔立ちを崩さず、最期まで俳優としての美学を貫いた旅立ちでした。