やる気元気いわきの現在|井脇ノブ子の借金真相と波乱万丈の今
政界落選後、井脇氏を取り巻く報道は一転して金銭スキャンダルと経営危機の色を帯びていきます。特に世間を騒然とさせたのが、自身が理事長を務めていた学校法人国際開洋学園を巡る数億円規模の借金問題と給与未払いトラブルでした。
静岡県で開校した国際開洋第一高等学校、および和歌山県の国際開洋第二高等学校は、全寮制による全人教育を掲げてスタートしたものの、少子化の加速と定員割れにより急速に財務状況が悪化。校舎建設に伴う多額の設備投資借入金が重くのしかかり、運転資金のショートが日常化していきました。
報道各社の取材や法廷記録によると、井脇氏は学校の存続を図るため、個人後援者や知人、さらには教職員からも個人的に資金を借り入れ、自らの個人年金や資産をすべて注ぎ込んでいました。しかし、資金ショートを埋めることはできず、返済を求める元支援者から民事訴訟を起こされる事態に発展しました。
ネット上では「私利私欲による横領ではないか」といった悪質な憶測も飛び交いましたが、実際の調査結果が示す真相は異なります。私腹を肥やすための蓄財ではなく、「学校と子どもたちの居場所を何としても守りたい」という盲目的な執念が、無謀な自転車操業と杜撰な資金管理を招いたというのが実態です。最終的に学校法人は解散・再編され、井脇氏自身も破産手続き等を通じてすべての財産を失うこととなりました。