市川猿之助セクハラ報道の真相と現在|裁判判決から復帰の是非まで徹底追跡
告発報道が世に出た5月18日の午前10時すぎ、東京都目黒区の猿之助氏の自宅で、父親の四代目市川段四郎さん(当時76)と母親の延子さん(当時75)、そして意識朦朧状態の猿之助氏が倒れているのがマネージャーによって発見されました。両親は向精神薬中毒により死亡し、猿之助氏は一命を取り留めました。
自宅地下の部屋からは、スケッチブックや便箋に書かれた複数の遺書の内容が発見され、その中には付き人を務めていた舞台関係者・俳優の「M」氏に向けた愛情の言葉や、自身の財産分与に関する指定が記されていたことが報じられ、世間にさらなる衝撃を与えました。
警視庁は慎重な捜査の末、両親に向精神薬を服用させ自殺を手助けしたとして、2026年6月に母親に対する自殺幇助容疑で、7月には父親に対する同容疑で猿之助氏(本名・喜熨斗孝彦)を逮捕・起訴しました。東京地裁で行われた公判において、猿之助氏は起訴内容を全面的に認め、ハラスメント報道によって「全てを失う恐怖」に直面し、両親との話し合いの末に「一家全員で次の世へ行こう」と決断した経緯を法廷で語りました。
2026年11月17日、東京地裁は「懲役3年、執行猶予5年」の有罪判決を言い渡しました。裁判所は「両親の意思を尊重した側面があるとはいえ、人命を奪う手助けをした刑事責任は重い」と指摘しつつも、本人に反省の態度が見られることなどを考慮して執行猶予を付帯しました。検察側・弁護側ともに控訴せず、この判決は確定しました。