大谷や山本の天文学的年俸!ドジャース全選手契約と後払いの真実
ドジャースのフロントオフィスを率いるアンドリュー・フリードマン編成本部長が仕掛けた最大のサプライズは、大谷翔平との10年総額7億ドル契約における「前代未聞の後払い構造」だった。年俸7000万ドルのうち、実に6800万ドルを契約終了後の2034年から2043年にかけて分割で受け取るという異例の合意。大谷が現在受け取る実質的な手取り年俸はわずか200万ドルにとどまる。
この前例のないキャッシュフロー戦略によって、球団は現在の贅沢税(CBT)算出上の年俸換算額を約4600万ドルまで圧縮することに成功した。浮いた資金力は即座に投手陣の補強へと注ぎ込まれ、オリックス・バファローズからポスティングシステムを利用して海を渡った山本由伸との12年総額3億2500万ドルという投手史上最高額のメガディールへと直結したのだ。
山本はポスティングフィーを含めれば400億円を超える巨額投資でありながら、後払い条項を一切含まない完全保証契約を勝ち取った。投打の軸となる日本人デュオに対し、異なるアプローチで支払いを最適化したドジャースの財務設計は、ウォール街の金融工学さながらの緻密さを見せつけている。