2026年、なぜ若者たちは胸元にクロスを掲げるのか——東京ストリートを席巻する「自己表現」の最前線
今年注目のトレンドラインアップを観察すると、二極化の傾向が顕著だ。一方は、肌に溶け込むような極細チェーンにほんの数ミリの繊細なモチーフを乗せたスキンジュエリー。もう一方は、建築的な造形美を感じさせる縦幅10センチ超の大ぶりな主張系チャームだ。
中途半端なサイズ感よりも、極端な振り幅を楽しむのが今季の気分だという。素材に関しても、漆黒のオニキスを埋め込んだモダンなデザインや、チタン素材を用いた超軽量のメカニカルなものまで多岐にわたる。自分の普段のワードローブとどのように響き合わせるか、その計算されたアンバランス感こそが洗練されたスタイリングの鍵を握る。