柴又女子大生放火殺人事件の真相に迫る!最新Dna解析と遺留品の謎
この惨劇が日本の司法制度に与えた影響は極めて大きい。かつて殺人事件の公訴時効は15年と定められていた。しかし、愛する家族を奪われた遺族たちの強い訴えが、法改正を動かす大きな原動力となった。
小林順子さんの遺族らが中心となって結成された「殺人事件被害者遺族の会(宙の会)」は、凶悪犯罪に対する公訴時効撤廃を社会に向けて強く働きかけた。その結果、2010年に刑法が改正され、殺人罪などの重大犯罪における時効は廃止された。これにより、犯人がどれほど長い年月を逃亡に費やそうとも、法による処罰を免れる道は完全に絶たれた。警視庁による捜査が現在も打ち切られず継続している背景には、遺族の執念と公訴時効撤廃という法的な後ろ支えが存在している。