甲府ワシントンホテルプラザが閉館した真相と跡地の今

甲府ワシントンホテルプラザが閉館した真相と跡地の今の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。

営業当時、同ホテルはどのような評価を受けていたのでしょうか。大手宿泊予約サイトの過去ログやSNSの投稿を分析すると、甲府ワシントンホテルプラザの口コミ・評判には、明確な強みと時代の変化に伴う課題が浮かび上がります。

多くの宿泊客から絶賛されていたのが、ホテル最上階(13階)に位置していた甲府ワシントンホテルプラザ レストラン ガス燈です。甲府盆地を一望し、晴れた日には富士山や南アルプスを望むパノラマビューは格別で、宿泊者のみならず地元企業の接待や記念日ランチにも重宝されていました。「甲州牛のステーキ」「名物のほうとうや鳥もつ煮」など郷土の味覚を上質な空間で提供する格式の高さは、他の宿泊特化型ホテルにはない大きな魅力でした。

また、甲府ワシントンホテルプラザの朝食も高く評価されていました。毎朝館内で焼き上げる芳醇な香りのクロワッサンやデニッシュ、山梨県産の新鮮な野菜を取り入れた和洋バイキングは、「朝から贅沢な気分になれる」と出張族のリピーターを掴んで離しませんでした。

一方で、甲府ワシントンホテルプラザのネットの反応を検証すると、「客室のユニットバスやカーペットに経年劣化を感じる」「コンセントの配置がスマートフォン時代に対応しきれていない」といった設備の古さを指摘する声も散見され、建物の歴史の長さゆえのジレンマを抱えていたことが窺えます。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。