「緑の筒」と「本物」は何が違う?2026年の食卓で知っておくべき粉チーズとパルメザンの決定的な真実
見た目はどちらも黄色みがかった粉末だが、口に含んだ瞬間の広がりはまったく別物だ。24ヶ月以上熟成された本物のパルミジャーノを削った粉は、アミノ酸の結晶がシャリッとした食感を生み出し、強烈な旨味と芳醇なナッツのような香りが鼻を抜ける。塩気も尖っておらず、まろやかだ。
対して、市販の量産型粉チーズは、ダマになるのを防ぐためにセルロース(食物繊維)などの添加物が加えられているケースが多い。これが湿気を吸って固まるのを防ぐ一方で、チーズ本来のアロマを閉じ込めてしまったり、加熱した際の溶けやすさに影響を与えたりする。安価な粉チーズをスープに振りかけた際、溶けずに表面に浮いてしまう経験はないだろうか。それはこの製造上の工夫が影響している。