高樹沙耶が医療大麻を訴えた真意とは?逮捕劇と法改正の現在地
かつてトレンディドラマの看板女優として活躍していた高樹沙耶氏が、なぜ危険視されていた大麻の規制緩和に傾倒していったのか。その発端は、長年悩まされていた更年期障害や自律神経の乱れ、腰痛の緩和を模索する中で、自然療法や代替医療と出会ったことにありました。
海外視察や専門医との対話を通じて、欧米諸国において大麻草に含まれるカンナビノイド成分が慢性疼痛の緩和や難治性てんかん、がん性疼痛のケアに役立てられている実態を目の当たりにした高樹氏。彼女の胸中に強く芽生えたのは、「救われるはずの患者が、時代遅れの法規制によって治療の選択肢を奪われている」という切実な問題意識でした。
当時の日本国内では「大麻=絶対悪」という単純な図式が根強く、医療用途と嗜好用途の明確な区別すら認知されていませんでした。そうした社会規範に対し、高樹氏は「痛みに苦しむ患者への人道的支援」という信念を掲げ、世間の猛反発を覚悟の上で声を上げ続けたのが主張の核心です。