2026年、なぜ日本人は「不気味な遺物」に狂熱するのか?骨董バブルとSnsを呑み込む「特級呪物」ブームの深層
熱気の源流をたどれば、漫画やアニメの世界的ヒットに行き着く。しかし、2026年現在の状況はかつての「作品のファン活動」の域を完全に踏み外している。
ネットオークションやフリマアプリを開けば、「長年封印されていた」「持ち主に怪異をもたらした」とされる怪しげな骨董品がずらりと並ぶ。かつてなら不吉として忌み嫌われ、処分に困っていた粗大ごみが、今や空前の高値で取引される大人気コンテンツへと化けたのだ。Z世代を中心とする若者たちは、単に怖がるためではなく、どこか洒落の効いた刺激的なカルチャーとしてこれらを消費している。