日本のフリーメイソン実態総力取材|東京タワー本部と入会条件の真相
日本のフリーメイソンを巡る最大の関心事といえば、歴史上の偉人や政財界のトップ、著名芸能人の所属疑惑です。客観的な記録と本人の公表実績から、その真実を検証します。
公認されている最も代表的な政治家が、元内閣総理大臣の鳩山一郎氏です。鳩山氏は戦後間もない1951年、日本が国際社会へ復帰する過程において、欧米列強との友愛外交や信頼関係構築を目的に入会しました。当時のロッジ記録や式典写真にもその姿が明確に残されており、彼の掲げた政治哲学「友愛」はメイソンの理念(Fraternity)と深く結びついています。
現代の著名人として広く知られているのが、高須クリニック院長の高須克弥氏です。高須氏は京都のロッジで入門儀式を受け、最高位階である「スコティッシュ・ライト33等級(名誉大総監)」に到達していることを自著や公式SNS、メディア取材で公表しています。国内外の慈善事業や被災地支援に対する多額の寄付活動を行っており、まさにメイソンが掲げる「Charity(慈善・博愛)」を体現する存在として活動を続けています。
一方で、幕末史で頻繁に語られる坂本龍馬 フリーメイソン説は、歴史学的には根拠のない俗説です。武器商人トーマス・グラバーがメイソンであったことから「龍馬はメイソンのエージェントだった」とする言説が流布しましたが、現存する英国系ロッジの台帳や書簡類に龍馬の入会記録は一切存在しません。また、ネット上で囁かれるフリーメイソン芸能人噂の真相(有名ミュージシャンや大物司会者がハンドサインを出している等)についても、単なるミュージックビデオの演出やオカルト番組のギミックを拡大解釈したものが大半であり、事実無根の都市伝説と結論づけられます。