映画『センター・オブ・ジ・アース』怪獣図鑑!凶暴生物と裏設定
フランスの偉大なSF作家ジュール・ヴェルヌが1864年に発表した傑作小説『地底旅行』。この原作においても地底世界は描かれているが、そこに登場するのはイクチオサウルスやプレシオサウルスといった古代海棲爬虫類が中心であった。原作の主眼は、当時の最新科学に基づいた知覚的探検と、太古の地球環境への知的探求にあった。
これに対し、現代の映画『センター・オブ・ジ・アース』は、古典の骨組みを借りながらもハリウッド最高峰の怪獣映画としての大胆な再解釈を敢行した。静謐な学術的ロマンから、一瞬の油断も許されないハイテンションなサバイバルアクションへ。生物たちの造形も、より獰猛で視覚的インパクトの強い怪物へとアップデートされ、時代を超えたエンタメ作品へと昇華している。