下町ロケット豪華キャスト相関図と現在!阿部寛・竹内涼真らの名演と裏話
『下町ロケット』の物語の根底にあるのは、大田区の小さな町工場「佃製作所」と、日本の宇宙産業を牽引する巨大複合企業「帝国重工」という、規模も企業風土も対照的な2大組織のぶつかり合いと共鳴です。
物語の中心となる佃製作所の社長・佃航平を演じたのは阿部寛。かつて宇宙科学開発機構の研究員としてロケット打ち上げ失敗の責任を背負い、父の遺した工場を継いだ熱きリーダーを圧倒的な説得力で体現しました。佃の右腕として技術開発部を束ねる山崎光彦役には演劇ユニット「TEAM NACS」の安田顕、金庫番として冷静沈着に財務を支えた経理部長・殿村正弘役には落語家の立川談春が配され、町工場の泥臭くも温かい結束力を鮮やかに描き出しました。
一方、巨大企業・帝国重工側のキーマンとなる宇宙航空開発部部長・財前道生を演じたのが吉川晃司です。スーツを隙なく着こなし、大企業の論理と技術者としての誇りの間で葛藤しながらも佃製作所の技術力を認めていく財前の佇まいは、放送当時から視聴者の心を掴みました。帝国重工のトップである藤間秀樹社長(小日向文世)や、組織の保身に走る水原重治(木下ほうか)本部長ら重役陣との社内政治も絡み合い、息もつかせぬ重厚なドラマが展開されました。